48時間ハワイ紀行の続き。
さて、山火事をなんとか逃げ切り、ホテルで結婚式の支度にかかった私たち。
船酔いしたり炎から逃げたり、すでに盛りだくさんの一日だが、メインイベントはこれからこれから。
式は Andaz Maui at Wailea のヴィラで行われる。泊まっているマリオットからビーチ沿いの小道を5分歩いて行ける場所にある。新郎新婦が手配してくれたシャトルに乗ってホテルに到着。
仲間の一人が蝶ネクタイを結びなおしている間、ロビーの窓から段々になっている4つのプールを眺める。式が行われるのは、ビーチに一番近いプールを少し左上に行った芝生のエリア。
アウトドアの式場に到着。ミュージシャンがウクレレを弾いて招いてくれる。
光が一番優しい夕暮れ時、新郎新婦が誓いの言葉を交わす。
式が無事に終わり、ヴィラの芝生でカクテルアワーが始まる。式の間は少し緊張している様子でしたが、ホッとしてとても幸せそうな笑顔を見せる新婦。良かった良かった!
シャンパンやカクテルが配られ、日が沈んでいく。ハワイの美しいサンセットを背景に新郎新婦との写真撮影が行われる。
カクテルアワー中に話題になった友人のクラッチ。大胆で遊び心があって、ウェディングに持って行くのにぴったり。そろそろレセプションディナーが始まる時間。
披露宴ディナーもそのまま外で。テーブルの装花は淡い色のクラシックなバラやキンギョソウの他、ランやカラーリリーも混ざっていて賑やか。
リハーサルディナーで知り合ったジャーナリストやドキュメンタリー映画監督なども同じテーブルで、職種バラバラのゲストの間で会話が弾む。
メニューの一番上にゲストの名前が書いてあり、席札替わりになるナイスタッチでした。招待状、ウェディングウェブサイト、メニューなどのデザイン全てをデザイナーに任せたそう。
また、新郎新婦が10年後に読めるように、幸せな結婚の「秘密レシピ」を書き込むカードが添えてある。メッセージを書く時間が回ってきた頃には皆けっこうお酒が入っていたので、何が書いてあるのやら!とても楽しい企画です。
そしてファーストダンス。皆に見守られながら踊るのが少し照れくさい二人は、何かこしょこしょお喋りをしながら踊っている様子。その姿を見てこちらもずっとニコニコしてしまう。
親族のスピーチを聴いたりケーキを食べたりしているうちに、山火事のせいで式を一切逃してしまったという気の毒なゲストたちが髪型やポケットスクエアを直しながらチラホラと現れる。二次会はホテルのダンスホールで行われ、踊ったり、飲み過ぎてしまった仲間を宥めて寝かしつけたりしていると、あっという間に朝になっていた。
ルポたちと最後に Andaz でブランチを食べてから空港へ直行。飛行機の中で、素晴らしい式だった、またすぐにでもマウイに行きたいと思いを巡らせながら、いやいやと翌日のレッスンプラン作りに取り掛かる。
本当に夢のようなデスティネーション・ウェディングでした。ルポ、幸せになってね。
48時間ハワイ紀行おわり。