カテゴリ:食べる人々( 27 )

ワインカントリー

いつ訪れても清々しい気分にさせてくれる、まっすぐな緑の列が並ぶブドウ畑。家族を連れて、再びナパにやってきた。

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今回は色々なキャベルネを試してみようということで、 Silver Oak と Stag's Leap Wine Cellars の二軒を訪れた。

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最初のストップは Silver Oak Winery(www.silveroak.com)。白い塔がトレードマークで、市販のワインボトルのラベルもこの塔が必ず描かれている。



ウェブサイトではワインに合わせる料理のレシピを色々紹介している。エアルームトマト、アボカド、モッツァレラチーズなどを使ったビタミンカラー満載の「モザイク」サラダは簡単かつ見栄えする一品で、ディナーパーティーで使えそう。


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ルビー色のぽってりとした薔薇が咲き乱れるワイナリー。

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この季節はラベンダーも満開。

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予約がなくても試飲ができるシルバーオークはキャベルネを中心にワイン造りをしている。深みのある2012年のキャベルネがとても美味しかった。

テイスティングは30ドルだが、気さくなスタッフがたっぷりと注いでくれて、ワインを購入すると料金を割引してくれた。ありきたりなワインの説明ではなく、スタッフの自然な会話が良かった。

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ブドウ畑は何度見ても飽きない。本当に気持ち良い。

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次は Stag's Leap Wine Cellars へ(https://www.cask23.com/)。

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テイスティングは外で行われる。

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先月ナパを訪れた際、1976年にフランスで行われたテイスティングでまだ歴史の浅いシャトーモンテレ―ナがシャルドネ部門の一位に輝いたと話しましたが、Stag's Leap Wine Cellars も当時キャベルネで高得点を取り、今となってはカリフォルニアの老舗のワイナリーの一つ。

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上はこの夏ではなく、前回訪れた時の写真。ワイナリーのクラブメンバーである友人と訪れたので少しテイスティングの内容が違った。このお兄さんは先週も一生懸命にワインを注いでいた。

Stag's Leap に来るのは二度目なのに、前回教えてもらったことをすっかり忘れていたリルケと私。テロワールが隣同士でも味が全く違うものになるんですよと、スタッフが丁寧に教えてくれる。

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例えば、SLVと記されたテロワールは、火山灰堆積物(?)が土に入り込んでいるだかなんだかで、すぐ隣の Fay のブドウを使っているまろやかなワインに比べ、SLVの方は「ヴォルキャニック」な味がするらしい。

火山性の味・・・言われてみればする、かな・・・。ヴォルキャニック、ヴォルキャニックとしつこく言われ続けているうちにそんな感じがしてくるのが不思議。

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今回試飲したワインはどれもとても美味しかった。一番高価なワインを注ぎながら、「これこそイエスのジュース」だと陽気なスタッフが自慢した。

四人で二つのテイスティングをシェアしてちょうど良い量。45ドルのテイスティングはワインを購入すると無料になる。また、試飲した4つのワインの中で SLV キャベルネ(例のヴォルキャニックなやつ)が好みかなとスタッフに話したら、味のプロフィールが似ている他のキャベルネも試飲させてくれた。

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ご馳走様でした!



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by majani | 2017-06-30 11:31 | 食べる人々 | Trackback | Comments(2)

サンフランシスコ散歩

ロザモンドの訪問に肖り、サンフランシスコで遊んでいました。

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日本からの訪問客がいると、普段はしない観光ができてとても楽しい。今回は地下鉄などを使わずに、散歩好きな二人組で徒歩であちこち散策した。

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スタート地点はユニオンスクエア。今日もケーブルカーが、ガタガタ走っている。

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まずは、サンフランシスコの定番ベーカリー Boudin で、くり抜いたサワードーブレッドいっぱいのクラムチャウダーを食べる。(www.boudinbakery.com/Boudin_SF)

夏は、Hog Island Oyster のクラムチャウダーの方がさっぱりしていて美味しいと私は思うのですが、サンフランに来たぞ!という感じがするのは文句なくブーダン。

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パウエル駅からBARTに飛び乗っても良いけれど、せっかくだから、スパイス屋さんを覘いたり、 See's Chocolate でチョコレートを試食したりしながら、マーケット街沿いをエンバーカデーロまでてくてく歩く。

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フェリービルディングに到着。

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裏側はボードウォークになっていて、ここからソサリートなどに渡るウォータータクシーなどが出ている。

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気持ち良い~、ここに住んでいたら毎日来たい~と喜んでくれているロザモンドと歩いていたら、

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あっという間に Pier 39 に到着。

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楽しいお土産探し。

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風が少なくて、本当に良いお天気。

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ここで、ちょっと休憩。

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海を眺めながら、白ワインサンプラーで乾杯。サンプラーなのに、けっこうの量。

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アシカたちもぐえぐえと鳴きながら、仲良く日向ぼっこ中。

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ほろ酔い気分で、カラフルなイタリア街に迷い込む。

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リトルイタリーを散策した後は、隣の中華街へ。

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英語と中国語と日本語、三カ国語をヒントに注文する。このお店、けっこうディープな中華街にあり、何を頼んでも美味しくて安くて昔から気に入っているのですが、怪しい日本語メニューに騙されずに冒険してみるのがポイントです。

「クラゲの戦いスモーク蹄」が非常に気になる。

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最後の写真がクラゲの戦いでもアレなので、おまけ。カモメって、意外と大きいのね。




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by majani | 2017-05-28 06:27 | 食べる人々 | Trackback | Comments(4)

初夏のナパ sanpo

見渡す限り、ぶどう畑。久々にナパにやってきた。

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日本からの訪問客ロザモンドとアベローネと私たち夫婦の四人で、ナパで一日を過ごした。

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まずは、サンフランシスコの Sear's Fine Food に寄り道。(http://www.searsfinefood.com/)

スウェーデン式パンケーキが有名らしい、昔ながらのダイナーで朝食。私は巨大なブルーベリーパンケーキを完食に限りなく近い所まで食べて見せた。飾り気のないパンケーキは、完璧そのもの。

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新しい所を開拓する良いチャンス。初めて Frog's Leap を訪れた。(http://www.frogsleap.com/)

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ガーデンでのワインテイスティングに参加した。日によってセレクションが違うと思うが、私たちはシャルドネ、ジンファンデル、メルロー、キャベルネの四種類を試飲した。ワイングラスを持って、敷地内を探検する。

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レモングラスにセージ、バジルにローズマリー、色々なハーブが植えてあって、どこを歩いていても素晴らしい香り。

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ぶどう畑に出た。「ぶどうって、もっと背の高いイメージだった」とロザモンドが驚いている。あと、土がカラカラ。この方が美味しいぶどうが生るのかしら。

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この小さなツブツブは、ぶどうのベビー?美味しいワインになるんだよ~。

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所々でバラが元気に咲いている。ブドウとバラって、似たような天気を好むのでしょうか。よくペアを組まされているような。

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ランチは Farmstead at Longmeadow Ranch へ。
(http://www.longmeadowranch.com/eat-drink/restaurant)

二人ずつ向かい合える、外のカウンター席がちょうど空いた。

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マカロニ&チーズ。

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ホースラディッシュマヨネーズの、ローストビーフサンドイッチ。飲んでいたからか、非常に美味しかった。コールスローも、リンゴが入っていてナイスタッチでした。

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次に向かったのは Chateau Montelena。(http://montelena.com/)

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1976年にパリで行われたかの有名なブラインドテイスティングで、シャトー・モンテレーナのワインがシャルドネ部門で一位に輝き、フランスのワイン界を驚かせた。

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ちなみに赤ワイン部門も、まだ歴史が浅いカリフォルニアワインが堂々と優勝。確かStag's Leap の赤だった。この大事件について、アラン・リックマン主演の映画がありましたね、そういえば。

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葉っぱに隠れて、こんな案内人が。

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緑がいっぱいのワイナリー。

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一時期、中国人経営者がいたそうで、その時代に造られた中国っぽい(?)あずまやが池の真ん中にある。ちょっと不思議な光景ではある。

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池の周りを歩いたり、花を眺めたりしているうちに、3軒目に行く時間がなくなってしまった。

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ほろ酔い気分でモンテレ―ナから出てくると、私たちの車だけぽつんと取り残されていた。なんだか、清々しい気持ち。




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by majani | 2017-05-23 15:28 | 食べる人々 | Trackback | Comments(0)

ユニオンスクエアのバー

乗馬の話と言えば、「馬に乗る天使」を食べてきました。

箱根でケーキを食べた迷子になったりした仲間のロザモンドが日本から遊びに来ていたので、数日サンフランシスコで過ごした。

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ホテルに近い場所でお店を探す。たどり着いたのは、ユニオンスクエア周辺のレストランバー、 Anchor & Hope (http://anchorandhopesf.com/) 。

カウンター席に座り、エンジェルズ・オン・ホースバックを注文。牡蠣のベーコン巻きをそう呼ぶらしいです。ナツメヤシをベーコンで巻いて焼いたものを devils on horseback と言うけれど(これも大好き)、天使版は知らなかった。とっても美味しかったので、家で再現してみようと思う。

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生牡蠣やセビーチェなど、海鮮料理が中心のレストラン。

わいわい楽しくやっていたら、隣に腰を下ろした一人で来ている男性が私たちと全く同じアペタイザーばかりを頼んで、何枚も写真を撮っては熱心にインスタグラムに投稿し始めた。ご苦労様ですと声を掛けたくなるほど、頑張っていました。

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ハラペーニョが利いているロックコッドのセビーチェと、スイートポテトのチップス。

ロブスターロールを二人でシェアしたいとバーテンに話したら、食べやすいように分けて出してくれました。バターたっぷりのプリプリなロブスターに、テータートッツとコールスローサラダ、これもまた大変美味しかった。

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友人と合流し、バーを二軒回る。

隠れ家的な Benjamin Cooper (http://benjamincoopersf.com/) と、カクテルが専門の Pacific Cocktail Haven (http://www.pacificcocktailsf.com/) 。ガヤガヤしているイメージが強い観光街のユニオンスクエアにも素敵なバーがあるのねと、新しい発見でした。

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それにしても、頼むものが見事にバラバラ。古き良き友達に、乾杯。



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by majani | 2017-05-17 08:15 | 食べる人々 | Trackback | Comments(0)

チャップリンの靴を食べる

一時帰国記録の続き。

近くの富士屋ホテルでお茶をしようとジュリエットが提案する。自然薯料理でお腹がはちきれそうだけれど、せっかくの旅だから。

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1932年にチャーリー・チャップリンが宿泊したという、由緒あるハイカラな富士屋ホテル。

ずしりと大きな革のアームチェア、厚い絨毯、靴の下で心地良く軋む床板。富士屋ホテルを訪れるのは初めてだが、昔からあまり変わらずに来ているのだろうなあと何となく感じ取る。

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ホテルのティールームで、ジュリエットがチャップリンに因んだ Chaplin’s Pudding を注文。アールグレーのプリンで、バニラアイスの頭にはチョコレートでできたチャップリンの独特な髭とボーラーハット。

「ちょっとステッキと靴、食べてみて」とジュリエットが皿をこちらに差し出す。可愛い~と張り切ってステッキに嚙み込むと、いきなり「ぐにゃり」と折れた。こ、この食感は…!?チョコだと思っていたら水飴のようなもので、裏切られた気分でした。

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私は宮ノ下ロールケーキをぺろりとたいらげました。

スペシャリティコーヒー「ゲイシャ」というものがメニューにあるが、チャップリンの衝撃が大きすぎて冒険する気になれず、普通のブラックコーヒーにした。

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さて、まだまだ食べます。

小涌谷の水の音ホテルに到着し、温泉にゆっくり浸かってから美味しい鍋料理を。ホテルの一階に梅酒バーがあるほど沢山の梅酒の種類が揃っていて、食前酒として飲むことにした。日本に入った翌日の出来事なので疲れているのか、すぐ酔い始めてしまう。

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アメリカで手に入りにくいミョウガなど、小さなことに感激する。

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メインは鴨のお鍋。

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お品書きに書かれていない茶碗蒸しが何故か登場する。「料理長からです」と言われたが、私たち何もしてないのに良いのかな。良いか!アメリカでは茶碗蒸しを食べる機会がゼロに等しいので嬉しい。

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釜飯も美味。

深夜に三人で貸し切りの露天風呂に浸かり、思い出話と将来の話、国政の話やくだらない話で盛り上がる。気のおけない友人たちとこうして時間を過ごすことができて、とても幸せに思う。リフレッシュしてアメリカに戻ることができそう。

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翌日の朝ごはんもほぼ完食。「美味しい物を沢山」のルールを守っています。



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by majani | 2017-03-10 06:06 | 食べる人々 | Trackback | Comments(6)

至高の昼ご飯

この冬、東京の親友と箱根に出かけた時、「至高の昼ご飯」というものを食べた。

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今回の旅仲間は高校時代から仲良しの美女たち、ジュリエットとロザモンド。近年になり三人で小旅行に出かけるという新しい伝統が生まれた。私がいつも直前に一時帰国をアナウンスするせいで大抵は近場になってしまうが、「温泉一つ、文化的なことを一つ、美味しい物を沢山」というシンプルなルールに従って行動すると、毎回それはそれは充実した旅になる。

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待ち合わせ地点の小田原駅に着くと、早速ロザモンドが不思議なサンドイッチを食べていた。鎌倉ハムのサンドウィッチですって。箱が可愛い。

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箱根登山電車に揺られ、宮ノ下駅へ。いきなり迷子になり山道を無駄にガシガシ歩いてしまった。目指すお店は本来は駅から徒歩で10分もかからない場所にある。

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「山薬」にやっと到着。自然薯が専門のお店で、ヤマグスリと読む。

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「至高の昼ご飯」が出てくるのを待つ間、まずは乾杯。一年ぶりの女子旅の幕開けです。以前は伊豆で迷子になりました。

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店内の質素な飾り付けはもっともなことで、冬の明るい光と絶景があれば、他に何もいらない。

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「至高の昼ご飯」のお膳が運ばれてきた。

素朴に見えて、味わい深い。自然薯とろろを麦飯に大胆にかけて、せっせと口に運ぶ。左上のパンケーキのようなのは、山芋ステーキ肉味噌あんかけ。他にさつま揚げや小田原の干物、豚の味噌漬けなど。

ずっと日本に残りたいという気持ちに激しく駆られた。

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朝ごはんは、究極らしいです。

ご馳走様でした!


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by majani | 2017-03-08 05:39 | 食べる人々 | Trackback | Comments(0)

レバノン料理

ちょっと珍しいレバノン料理屋 Tawla で、ルポ夫婦とマドンナさんと待ち合わせ。

ハワイで結婚式を挙げたルポがサンフランシスコに遊びに来ていて、久々にミッションのバレンシア街で食べた。

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店員に薦められたロックフィッシュのオーブン焼き、samakeh harrah (55ドル)。くるみのスタッフィングに、滑らかなタヒーニとぷちぷちしたザクロの種。この食感の掛け合いが面白い。

マドンナさんが美味しい身の部分を一人でパクパクと食べてしまって、私は味がイマイチよく分からなかったのですが、とにかく見た目が楽しいです。

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レバノンのクリームチーズのようなヨーグルト、labneh 三種類。ちぎったパンで、最後の一滴までお皿から拭い取るほどの美味しさ。

パンは種付きと(4ドル)プレーンなもの(3ドル)二種類があり、いずれともレストランで焼いている。注文する価値あり。

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ミントと松の実、そして中東の料理でよく使われるブルグアをまぶしたラムのたたき kibbeh niyyeh や、タンポポの若葉和えのタコなど、アペタイザー類が美味しかった。

他にサクランボとピスタチオ入りのミートボールなど、普段は思いつかないコンビネーションが活かされている。

ルポのご主人が一人だけ騙されてモロッコ産の不思議なワインを飲んでいたが、けっきょくはカリフォルニアのピノが一番相性良いんじゃないかという結論に至る。ワイワイやっているうちに終電の時間になってしまった。

親しい友人とシェアしたい、レバノン料理。次回はもう少し大きいグループで、メニューで目にして気になってしょうがなかった140ドルのラムを、堂々と頼んでみたいものです。


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by majani | 2017-02-15 14:51 | 食べる人々 | Trackback | Comments(0)

クラムチャウダー国家

マドンナさんとよく行く、フェリービルディング内の定番のお店、 Hog Island Oyster Company。海が見える外の席に座って、久々にクラム・チャウダーを食べた。

先週はボストンに行く用事があり、ふと思い出した。クラムチャウダーは本来、東海岸のものなのだ。ニューイングランド地方のクラムチャウダーはクリームベースで、マンハッタン版はトマトベース。

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サンフランシスコのホグアイランドで食べたのは、クリーミーなニューイングランド風だけれど、くどくない味。


さて、神聖なクラムチャウダーを真っ赤にしてしまったニューヨーカーの冒とくに腹を立てたメイン州の人々は、1939年に、クラムチャウダーにトマトを入れることを禁じる規制を導入しようとした。このちょっとした事件から見受けられるように、アメリカ人のアイデンティティはある程度、地方のプライドに根差している。

しかしバリエーションが豊富であるにも関わらず、「クラムチャウダー」は実に「アメリカらしい」一品だと私は思っている。アメリカの小説家ハーマン・メルヴィルは『白鯨』(1851年)で、クラムチャウダーを次のように描写している。

However, a warm savory steam from the kitchen served to belie the apparently cheerless prospect before us. But when that smoking chowder came in, the mystery was delightfully explained. Oh, sweet friends! hearken to me. It was made of small juicy clams, scarcely bigger than hazel nuts, mixed with pounded ship biscuit, and salted pork cut up into little flakes; the whole enriched with butter, and plentifully seasoned with pepper and salt.

嗅いだだけで体が温まるような、バターと海とベーコンのあの香り、あのまろやかさ。全ての地方のチャウダーに通ずる、アメリカらしい暖かさがある。(どうでもいいですが、pounded ship biscuit って美味しそう。オイスタークラッカーみたいなのかな。)

「アメリカ第一」を唱えるトランプ政権は、ナショナリズムの名を借り、イスラム教徒や女性の権利、および世界中から引き寄せられた研究者の生活を阻もうとしている。これはもはやナショナリズムでも何でもない。

クラムチャウダーに色々とあるように、それぞれの伝統、価値観、宗教や考え方を尊重し、尚且つ「アメリカ」という包括的な国民意識を育むことは矛盾に至ってしまうのだろうか。アメリカは人種の坩堝だとよく言われているが、世帯所得を始め、住む場所や通う学校などが、人種別に割とくっきりと分かれているのが実際問題としてある。そんな中、私たちだって苦しいのに見捨てられてしまったと感じた、激戦州に住む低所得の白人がクリントンを信頼できなかったことがトランプ就任の背景にある。白人であるが故に見捨てられたという気持ちも、潜んでいるかもしれない。

移民が多い米国は、クラムチャウダー国家モデルでここまでやってきた。それがトランプ政権の下、少しずつ、ツイッター発言の一言ひとことで、崩れ始めているように思われる。現に、直近の移民規制に対し、 “This is not who we are” 、すなわち、「これは、本来の私たち(アメリカ人)ではない」と懸念を示すナラティブが民主党側で主流化している。多様性を掲げ「違い」を強さとし、一人ひとりの人権を守ることが、アメリカ人のあり方のDNAに組み込まれているという主張だ。

因みに、1939年のメイン州のトマト禁止法は、けっきょく通らなかった。だからこそ、「うちのクラムチャウダーの方が良い!」と健全なライバル意識があるのではないのかなあ・・・

そんなことをつらつらと考えながら、ボストンクラムチャウダーを小さなスプーンで口に運んだ。

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ボストンは雪と風と氷で、毎晩ホテルに帰っては熱いお風呂で体を解凍していた。(風呂仲間はホテルの部屋に付いてきた黄色いラバーダッキーちゃん。)

ナンデモアリフォルニアに馴染んでしまった私は、手に霜焼けを負ってよぼよぼと戻ってきた。ラトビアの手袋を自分用にも買っておけばよかった~と悔しむ、寒い寒い出張でした。


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by majani | 2017-02-13 09:41 | 食べる人々 | Trackback | Comments(0)

プッシーハットとブランチ

のろのろ旅記録の途中ですが、トランプの大統領就任式の翌日のことについて。

ワシントンDCで行われた女性の権利を訴える反トランプデモ行進、 Women’s March に伴い、アメリカ各地で「姉妹デモ」が見られた。殊更リベラルでジェンダー問題に敏感なサンフランシスコでも大規模なウィメンズ・マーチが発足。

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早速、友人と一緒に、ざ・ふぁーむからサンフランシスコへ向かった。

電車の中で、友人が持っていた大きなプラカードを立ち止まって読んでいく男性やしわしわのお婆ちゃんが、「今日はグッドラック」「気を付けるんだよ」と、優しい声をかけてくれる。

また、トランプに対する抗議活動のシンボル、手編みの pussy hat を被っている女性が多い。猫耳付きのピンクの帽子 ― 直訳だと「ネコちゃん帽子」だが、pussy は女性器を意味する俗語でもあり、それを「わしづかみ」しても許されると言ったトランプの衝撃的なわいせつ発言が背景にある。この言葉を逆手に取っているのが「プッシー・ハット」だ。

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画像参考:www.pussyhatproject.com 

因みに、ネコちゃん帽子のパターンはこちら

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ロンドンやパリでも姉妹デモが行われていた。上はロンドンに住む友人がシェアしてくれた写真。女の子はマジカルで凄いんだぞ!と、赤いコンバースを履いた少女が、体より大きなプラカードを抱え、ひたむきにトランプの悪口を叫んでいたいた。

小さな子供が、共和党、民主党関わらず、政治家について話しているのを目撃する度に違和感を覚える。政策への深い理解はないのだから、「この人は良い人」「あの人は悪い人」と、親の会話の刷り込みが激しいわけである。私は子供がいないので、子供にどういう風にトランプや、より一般的に政治のことを話すべきなのかは、親の間でもじっくり話し合う必要があるんだろうなあ、難しいなあと想像するばかりです。

赤いコンバースの少女の家では、ご飯中にどんな会話が繰り広げられているのだろう。

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腹が減っては戦ができぬということで、朝は Potrero Hill にある Plow という店でブランチを食べることに。

地元で生産された新鮮な材料をメニューに取り入れ、「ファーム・トゥ・テーブル(Farm-to-table)」のコンセプトを実践している、サンフランシスコで大人気のブランチスポット。

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ここで食べるのは事前のプランニングが必要。ピーク時には2時間以上待たされることもあるため、朝早く店に名前と人数を伝えておき、他の用事をしてから戻ってくるのが効率的。私たちの場合、店の近くに住んでいる友人が土曜の9時頃にウェイティングリストに名前を加え、4人組が揃って座れたのは、なんと11時半過ぎ。

待っている間に無料でコーヒーが飲めるのは嬉しい。近くに、Farley’s という時間を潰すのにちょうど良いお洒落なカフェも。

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ブランチメニューを研究する。甘いものとしょっぱいもの、両方が食べたい!と4人全員が the plow を注文。

ふわふわのレモン・リコッタ・パンケーキが二枚、卵(私は目玉焼きにしてもらった)、外がクリスピーに焼きあがっているポテトにジューシーなソーセージ。

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夢のようなパンケーキを食べた後は、マーチへ。




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by majani | 2017-01-25 03:46 | 食べる人々 | Trackback | Comments(2)

リガのセントラルマーケット

ラトビア紀行の続き。

首都とはいえ、リガは小さくて歩きやすい街。しかしここにヨーロッパ最大のマーケットがあると聞き、旧市街を出てすぐのセントラルマーケット(Centrāltirgus)へ食べ歩きの散歩に出かけた。ちょうどお腹が空いてきたところだ。

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マーケットはこの少し寂しげなバス停を超え、川を渡った所にぼんやりと見える。

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1930年に創立されたセントラルマーケット。元々は飛行機の格納庫として使われていた5つのパヴィリオンと、屋外のファーマーズマーケットに分かれている。「海鮮パヴィリオン」や「乳製品パヴィリオン」、またパンや焼き菓子を売っている「ガストロノミーパヴィリオン」など、食材のカテゴリー別に業者が集まっている。1日に8万人もの買い物客や観光客が訪れるらしい。

早速パヴィリオンに入っていくと、大勢の毛皮の帽子を被ったおばさんたちが鋭い目をして、のしのし歩きまわっている。広大な格納庫と、あちこちから押し寄せてくる(そして平然と体当たりしてくる)大きなおばさんたちに圧倒されながら、よぼよぼと食べ歩きを開始。

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ヤツメウナギのから揚げや、サジーのシロップなど、ちょっと珍しいものが並ぶ。ベンダーは一見、むすっとしていて不愛想な感じだけれど、少しでも買う素振りを見せれば試食をさせてくれる。上はお惣菜売り場。

ライ麦パン、またこれを香ばしいガーリックトーストにしたもの、ザウアークラウト、キノコのマリネ、スパイス、ハチミツ、花粉入りチョコレート(これはクリスマスマーケットでも試食した)、チーズにキャビア…。リストアップしていくとキリがないけれど、見ているだけでも楽しいマーケット。食材の他に、手芸品や琥珀のアクセサリーも売っている。

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美味しいよ、安くするよ、買ってって、とフレンドリーなお肉屋さんに声を掛けられる。

ワイルドな感じのソーセージやハムが並ぶショーケースの前で立ち止まり、さて何を薦めてくれるのかなと思ったら、ラードの巨大な塊だった。

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そして、もちろん、ピクルス。定番の胡瓜、真っ赤なビーツ、人参、ニンニク、玉ねぎのピクルス、またトマトを丸々マリネにしたものなどが豪快に山積みになっている。すでに瓶詰されているものも売っているが、基本は量り売り。

塩分がスゴイのでしょうが、旅に待ったなしのマントラで、ラトビアでは毎日ピクルスを食べていました。

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イクラの量にびっくり!ところで、ikraと書いてあるのを発見して目からウロコだったのですが、「イクラ」の語源はロシア語なんですね。(ラトビアの人口の三分の一はロシア語を母国語としているため、ロシア語の言葉をローマ文字で表記している店が多々ある。)ロシア語だと高級キャビアのことも「イクラー」と呼ぶ。イクラ屋さんと力強く値切っている客も。

魚の干物が、まるでバゲットのようににょきにょきと容器に刺してあるのが、実に愉快だった。




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by majani | 2017-01-21 10:40 | 食べる人々 | Trackback | Comments(0)


ナンデモアリフォルニアの某大学院で研究中。海外生活、旅、散歩で出会った生き物などの記録です。たまに哲学や語学に関するエッセイもどきも。


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