チャップリンの靴を食べる

一時帰国記録の続き。

近くの富士屋ホテルでお茶をしようとジュリエットが提案する。自然薯料理でお腹がはちきれそうだけれど、せっかくの旅だから。

f0328897_16334539.jpg

1932年にチャーリー・チャップリンが宿泊したという、由緒あるハイカラな富士屋ホテル。

ずしりと大きな革のアームチェア、厚い絨毯、靴の下で心地良く軋む床板。富士屋ホテルを訪れるのは初めてだが、昔からあまり変わらずに来ているのだろうなあと何となく感じ取る。

f0328897_16341625.jpg

ホテルのティールームで、ジュリエットがチャップリンに因んだ Chaplin’s Pudding を注文。アールグレーのプリンで、バニラアイスの頭にはチョコレートでできたチャップリンの独特な髭とボーラーハット。

「ちょっとステッキと靴、食べてみて」とジュリエットが皿をこちらに差し出す。可愛い~と張り切ってステッキに嚙み込むと、いきなり「ぐにゃり」と折れた。こ、この食感は…!?チョコだと思っていたら水飴のようなもので、裏切られた気分でした。

f0328897_16342288.jpg

私は宮ノ下ロールケーキをぺろりとたいらげました。

スペシャリティコーヒー「ゲイシャ」というものがメニューにあるが、チャップリンの衝撃が大きすぎて冒険する気になれず、普通のブラックコーヒーにした。

f0328897_17192735.jpg

さて、まだまだ食べます。

小涌谷の水の音ホテルに到着し、温泉にゆっくり浸かってから美味しい鍋料理を。ホテルの一階に梅酒バーがあるほど沢山の梅酒の種類が揃っていて、食前酒として飲むことにした。日本に入った翌日の出来事なので疲れているのか、すぐ酔い始めてしまう。

f0328897_17201286.jpg

アメリカで手に入りにくいミョウガなど、小さなことに感激する。

f0328897_17204569.jpg

メインは鴨のお鍋。

f0328897_17211670.jpg

お品書きに書かれていない茶碗蒸しが何故か登場する。「料理長からです」と言われたが、私たち何もしてないのに良いのかな。良いか!アメリカでは茶碗蒸しを食べる機会がゼロに等しいので嬉しい。

f0328897_17214530.jpg

釜飯も美味。

深夜に三人で貸し切りの露天風呂に浸かり、思い出話と将来の話、国政の話やくだらない話で盛り上がる。気のおけない友人たちとこうして時間を過ごすことができて、とても幸せに思う。リフレッシュしてアメリカに戻ることができそう。

f0328897_17221458.jpg

翌日の朝ごはんもほぼ完食。「美味しい物を沢山」のルールを守っています。



ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
# by majani | 2017-03-10 06:06 | 食べる人々 | Trackback | Comments(6)

至高の昼ご飯

この冬、東京の親友と箱根に出かけた時、「至高の昼ご飯」というものを食べた。

f0328897_04211664.jpg

今回の旅仲間は高校時代から仲良しの美女たち、ジュリエットとロザモンド。近年になり三人で小旅行に出かけるという新しい伝統が生まれた。私がいつも直前に一時帰国をアナウンスするせいで大抵は近場になってしまうが、「温泉一つ、文化的なことを一つ、美味しい物を沢山」というシンプルなルールに従って行動すると、毎回それはそれは充実した旅になる。

f0328897_04125086.jpg

待ち合わせ地点の小田原駅に着くと、早速ロザモンドが不思議なサンドイッチを食べていた。鎌倉ハムのサンドウィッチですって。箱が可愛い。

f0328897_04121701.jpg

箱根登山電車に揺られ、宮ノ下駅へ。いきなり迷子になり山道を無駄にガシガシ歩いてしまった。目指すお店は本来は駅から徒歩で10分もかからない場所にある。

f0328897_04134730.jpg

「山薬」にやっと到着。自然薯が専門のお店で、ヤマグスリと読む。

f0328897_04141764.jpg

「至高の昼ご飯」が出てくるのを待つ間、まずは乾杯。一年ぶりの女子旅の幕開けです。以前は伊豆で迷子になりました。

f0328897_04253501.jpg

店内の質素な飾り付けはもっともなことで、冬の明るい光と絶景があれば、他に何もいらない。

f0328897_04154726.jpg

「至高の昼ご飯」のお膳が運ばれてきた。

素朴に見えて、味わい深い。自然薯とろろを麦飯に大胆にかけて、せっせと口に運ぶ。左上のパンケーキのようなのは、山芋ステーキ肉味噌あんかけ。他にさつま揚げや小田原の干物、豚の味噌漬けなど。

ずっと日本に残りたいという気持ちに激しく駆られた。

f0328897_04151723.jpg

朝ごはんは、究極らしいです。

ご馳走様でした!


Or me.

にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 海外生活ブログ サンフランシスコ・ベイエリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ
にほんブログ村 海外生活ブログへ

[PR]
# by majani | 2017-03-08 05:39 | 食べる人々 | Trackback | Comments(0)


ナンデモアリフォルニアの某大学院で研究中。海外生活、旅、散歩で出会った生き物などの記録です。たまに哲学や語学に関するエッセイもどきも。


by majani

プロフィールを見る

カテゴリ

全体
言葉と物
旅に待ったなし
院生リンボー
食べる人々
動物王国
ナンデモアリ
未分類

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
more...

Like what you see?

ランキングに参加しています。
ハリネズミと蛙をクリックしてね。




ブログランキング・にほんブログ村へ


にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ サンフランシスコ・ベイエリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ

ライフログ









タグ

最新の記事

桜とヤシの木
at 2017-04-02 06:47
コヨーテヒルズ
at 2017-03-30 09:29
富裕とワガママ
at 2017-03-23 12:46
彫刻の森
at 2017-03-16 13:41
チャップリンの靴を食べる
at 2017-03-10 06:06
至高の昼ご飯
at 2017-03-08 05:39
雨の日のロダン
at 2017-02-25 11:28
ポイントレイズの一日
at 2017-02-19 10:12
レバノン料理
at 2017-02-15 14:51
クラムチャウダー国家
at 2017-02-13 09:41

記事ランキング

ブログジャンル

海外生活
旅行・お出かけ

ブログパーツ

検索