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エルクの愛の仕草

エルクの愛のしぐさを学ぶために、ポイント・レイズに出かけた。

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サンフランシスコのさらに北にあるポイント・レイズは、牡蠣がその場で食べられるオイスター・ファームや、新鮮な乳製品が手に入る広大なフリーレンジの牧場などで知られている。しかし小さな半島の一角には、和香に草を食べて過ごす牛以外に大きな動物がいる。ナンデモアリフォルニアにしか生息しない大型の鹿、トゥール・エルク(tule elk)だ。

エルクがどうしても見てみたくて夢にまで出てくるようになったと言うヘブンフィールドさんとポイント・レイズ・ナショナル・シーショア国立公園を訪れた。

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Point Reyes National Seashoreでは年中エルクが見られるが、往復で15キロ程あるハイキングトレールは海岸沿いの冷たい風にさらされる部分もあるので、暖かい時期が一番快適。

もっとも、8月上旬から9月いっぱいはエルクの愛の季節。繁殖期を迎えたエルクの奇怪な求愛行動や、「ラッティング」(rutting)と呼ばれるオス同士の戦いが間近で見られる時期である。


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ラットが見られるかワクワクしながら、ハイキングトレールの入口にある古い牧場を目印に車を停める。

靴を履き替えていると、いきなりエルクのグループが丘の上に現れた。こんなにすんなり見つかってしまっていいものなのか。少し遠い場所にいるので、とりあえずトレールにのってハイキング開始。

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レッドウッドのハイキングトレールとは全く違う雰囲気。遠くに見える岬は霧がたちこめていてハッキリとしない。

木陰がないトレールだから帽子と日焼け止めは必需品。けっきょく両方とも忘れてきて、一番暑い正午にのこのこ歩き出した。この日は曇りがちで荒涼とした風景に感じられたが、かんかん照りの中15キロも歩いていたら辛かったと思う。

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エルクのお尻は白い。

トゥール・エルクは様々な危機を乗り越えてきた野生動物である。昔はナンデモアリフォルニアで幅広く見られたが、州の開拓と共に乱獲により19世紀後半になると絶滅の危機に追い込まれてしまった。70年代の保護運動に伴い、マリンカウンティのポイント・レイズ・ナショナル・シーショア国立公園を含む数か所にエルクの保護地区が設けられ、現在は健全な数に戻りつつある。(最近の干ばつによる影響が懸念されているが。)

・・・それにしても、絶滅しかけたとは信じ難い勢いでポコポコと現れるエルク。

エルクは群れで行動する。上のように、一頭の強いオスが沢山のメスを連れて、つまりハーレム状態のグループを率いる。弱いオスはオス同士のグループでいるが、チャンスを見計らってハーレムを奪いに行くことがある。立派な角をぶつけ合い勇敢に戦うも、挑戦者に敗れたオスはハーレムを譲る。悔し涙を流したり、可愛いメスを侍らしていた古き良き時代を思い返したりするのだろうか。エルク社会は厳しい。

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たまに、もどかしいお年頃のオスを目にする。ハーレムを離れるには若すぎるが、お母さんにずっとくっついてるのも格好悪い。角が生え始める頃だけど、ちょっと変に生えちゃったりする。人間でいうと、ニキビが出だして自意識過剰になっている中学生か。

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一方、こちらは池の近くにいた小さめのハーレム。オスは一生懸命一頭のメスを追い回すが、全く相手にされない。逃げ回るのにウンザリしたメスはぺたんと草の中に座り込み、完全拒否体制に入る。そんな気分じゃないらしい。

それでもオスは積極的に求愛し続ける!メスが一瞬気を抜くと、すかさず彼女の尻をペロペロ舐め始める。するとメスは「やめてんか!」という顔をして嫌がる。やめたふりをして、またペロペロする。

「あの舌・・・なんだか気持ち悪いですね」

と見ているこちらもオスに嫌気がさす始末。時折、「えへえへ」と鳴くオス。

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ぺろぺろ。やめれ。

面白いのでしばらく観察していると、オスがだんだん悲しそうな表情になってきた。エルクって意外と表情豊かなんだなあと感心していると、オスはじれったそうに、いきなり「きょえええええ!」と鳴いた。びっくりするほどのボリュームで、こだましている。

好きな子に拒まれた悲しみの「きょえええええ」だと思っていたが、後に他のエルクのグループを観察していると、どうも他所のオスが近づいてくると出す鳴き声のようだ。ホルンの音色の様でよく響く。それはラットする前段階の雄叫びで、次に両者はどんなもんだーいと角を見せ合い、無駄な怪我を負わないようにお互いの強さを見極めている様子である。

何回かこういう場面に出くわしたが(死角から急に車サイズのオスが飛び出してくるとかなりコワイ)、いずれにしても挑戦者が「ヤベ、あいつ思ったより強いんじゃね?」と引き下がっていき、格闘に至らず。ハーレム奪回の決定的な瞬間は見られなかったが、まあ平和が保たれてよし。

可笑しいのが、オスが吠えたりケンカを売ったりしている大騒ぎの中、ハーレムのメスたちは見守るわけでもなく、完全に無視してあちらで黙々と草を食べ続ける。自分たちの将来が一瞬にして変わるかもしれないのに、この平常心(?)は凄い。気が付いたらハーレムのリーダーが変わっていた、なんてこともあるのかな。

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半島の先まで来ると、土が砂に代わり、二時間サスペンスらしい崖っぽい場所に出る。エルクの姿は消え、今度はピンと背筋を伸ばした沢山の鵜(ウ)が岩に座っている。ここがトレールの終り、折り返し地点だ。見晴らしの良い場所を選び、好奇心旺盛なカモメに見張られながらおやつを食べて脚を休ませる。

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帰りは人間にほとんど会わない。野生の七面鳥やウズラがまだ餌を探していて、小さなねずみやジリスも草むらの中を駆け回っている。動物の気配がずっとするトレールだ。

エルクも夕方が食事時なのか幾分か活発になっている様子で、道を通せんぼしていたりする。近くにいるとぷんと野生の動物の匂いがし、そろそろ避けながら歩き進むとエルクは大きな白い尻を振って急な谷間を駆け下りていく。

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道を通せんぼしていたメス二頭のうちの片方。私たちが側を歩いていても萎縮することなく、美味しいものを探し続ける。

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あ、目が合っちゃった。モグモグしながらじっと見つめられると、何だか落ち着きません。

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夕方、車を停めた場所に戻ってくると、道の真ん中に怪しい物影が。

「マウンテンライオン?!」とヘブンフィールドさんが喜んだが(危ないのにずっと見たがっている)身体が一回り以上は小さい。顔がお面のように険しく、ずんぐりした大型のネコだ。一瞬のことだったが、ボブキャットではないかと私は思った。ヘブンフィールドさんが駆け寄っていくと(危ない)ボブキャットらしき獣はギクリとして、そそくさと道を渡って逃げて行った。



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# by majani | 2015-09-11 14:58 | 動物王国

再びあの森へ

それは普通の水曜日。一年近く経ち、リベンジの時がやってきた。

バナナスラッグが住む森にまた挑むのである。

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去年の秋、ヘブンフィールドさんに連れて行ってもらった時は、思いのほか高度の変化が激しく、運動不足で喫煙者でもあった私は死に絶えるのではないかと思った。最初は可愛らしかったバナナスラッグも凄まじい数で現れ、この世の終り感を演出。ここで倒れたら巨大ナメクジに食われるのだとめっきり弱気になったところ、ハイクが終了したのであった。今年は、殊に手術以降は、健康維持に(珍しく)気を使っているし、禁煙も(まあまあ)続いているし、運動も(人に言われて)いそいそとやってきた。それにキャメルバック(ラクダのコブ)というブランド品の優れた水筒まで備えている(ヘブンフィールドさんの)!

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プリシマ・クリークの森に到着。

バナナスラッグの居住地、Purisima Creek Redwoods Open Space Preserve は山の方からレッドウッドの森に入る方法とハーフムーンベイの海側から入る二つがある。前回は Skyline Boulevard からずっとプリシマの小川まで下る方法で痛い目を見たため、今回はビーチ側から潜入。元気なうちに山を登り、トレールを一周ループして最後にまた下ってくる作戦である。Higgins Canyon Road が Purisima Creek Road にあたる西側の入口に車を停め、森の中へ。

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まだ暑すぎるのか、バナナスラッグは二匹しか見なかった。それも細々としていて、去年見たものと比較すると色も何となく薄い。

バナナスラッグは夏の間は木の葉にくるまったり倒れ木の穴に入り込んだりして、身体が乾燥してしまわないようにしている。ナンデモアリフォルニアが実際に秋めいてくるのは10月半ばから11月にかけてで、それもあっという間に過ぎてしまう短い秋である。バナナスラッグ日和になるのはまだ少し先だ。

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干ばつで山火事が頻繁なナンデモアリフォルニアだが、小川が流れる森はしっとりと湿気がある。

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道端で作り物のようにテカテカしたイモリの一種に遭遇。カリフォルニアイモリの仲間?濡れた身体は光沢感があり、そっと近づいて見ると模様が何となく毒々しい。

「全然逃げようとしませんね」

たしかに、私たちはいつも動物に逃げられてばかりいるが、イモリは澄ました顔にカメラをぐっと近づけてもピクリともしない。死んでいるのではないかとヘブンフィールドさんと話していると、後ろから短パンのおじいさんがガシガシやってきて、

「やあ、何を二人で騒いでいるのかと思ったら、ただのイモリか!」

おじいさんは妙に軽装で、脚と腕の干し柿のような素肌が丸出しである。近所の人だろうか。呆れている様子なので、こちらもつい、「はあ、見るのが初めてなので」と恥ずかしそうにしたら、

「私はもう何百匹ものイモリを見てきたが、これほど大きいのは珍しい」と言う。

本当かどうか知らないが(何百匹はすごい)ちょっぴりラッキーな気分にしてくれたおじいさんは、手を振ってさっさと先に行ってしまった。その後も何度も立ち止まったので追いつくことはなかったが、イモリごときで大騒ぎをする変なアジア人観光者だと思われたことだろう。

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しばらくすると森が開けて、レッドウッド以外の木々やハックルベリーの茂みが目立ちだす。ツタウルシに触れないよう気を付けながら進む。

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海も遠くにチラホラ見え、単調にならないのが良い。しかしイモリのおじいさん以外、誰にも会わない。

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去年はここまで来て引き返したのを覚えているが、今回は12キロ程度のトレールを歩き切った。

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帰りにハーフムーンベイの町に寄り道。以前から目を付けていたグリルチーズサンドのフードトラックに寄るが、残念ながら水曜日はお休みだ。ベーカリーでクッキーを買い、海が眺められるベンチでおやつを食べる。

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夕方、ビーチの近くでヤギが草刈りに貢献している。半分だけ毛刈りをされた半裸の羊も混じっていて、私たちが歩いて通ると濡れた眼でじっとこちらを見つめていた。

ハイク、無事終了。リベンジが果たせたことにしておこう。



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# by majani | 2015-09-09 11:53 | 動物王国

アンサンブル

フィラデルフィア旅日記の続き。

フィラデルフィアで二人の面白い男に出会った。一人はアイスランド人の冒険家、もう一人は風変りな老人だ。今回はその話。

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ややこしい綴りのスクーカル川(Schuylkill River)沿いに、ボートハウスローという通りがある。名前通り、ボートハウスが畔に並んでおり、しゅっと細長い艇がきちんと保管されている。

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その昔ボート部で活躍していた彼は、こんな格好良いハウスから出発できたら清々しい気分だろうなあと大興奮で、舗装された道を外れて水辺にしゃがみ、ピカピカに磨かれたシェル艇を眺める。

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ボートハウスはそれぞれエンブレムや旗を表に飾っていて、東海岸の古くからある大学の社交クラブの様でもある。なんだかヨーロッパの雰囲気がしなくもないねと二人で話していると、それこそヨーロピアンな感じの大男がヌッと現れた。

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この男。

アイスランド人彫刻家エイナル・ヨーンソンによるソルフィン・カルルセフニの像とある。カルルセフニはヴァイキングの探検家で、その遠征の物語が伝えられているアイスランドの『赤毛のエイリークのサガ』によると、11世紀初期に北アメリカ大陸東部に降り立った。

どうでもよい話だが、最近、アイスランド文学がマイブームだ。ソルフィンとかカルルセフニとか聞き慣れない名前を読むと、いいねえと思ってしまう。

ひょんなことからハルドール・ラックスネス著の『独立の民』(1934年)を読み始めた。普通に村人が食卓を囲むシーンも、惨たらしい出来事も、同じ淡々とした調子で描写されているのがまるで古代神話を読んでいるかの様で面白い。細かい書体で500ページ以上ある長編小説、それこそサガだが、その殆どは登場人物がコーヒーを飲みながら羊のことを話している場面だ。と言うと大袈裟かもしれないが、仕事の前にちょっと一杯コーヒーを点てよう、羊の様子がおかしい、それはいかんな、コーヒーを飲み終わったらちょっと見てみよう、などと、プロヴィンシャルな生活とその人間関係にとって家畜とコーヒー文化が中心的であることがどうってことない会話から感じ取れる。(表紙に羊の絵を選んだ出版社は的を射ていると思う。)

一ページ目からして感銘を受けながらミミズのペースで読み進めていたのだが、途中のまま、本を東京の実家に忘れてきてしまった。それを何となく読み始めた母にアイスランド文学ブームが今来ているらしい。

看板の説明の受け売りですが、カルルセフニは「男の資質」という意味があるそうです。

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昼下がりの Reading Terminal Market 。市役所付近の大きなマーケットは、食料品・デリ食品・雑貨の他、テイクアウトフードを販売する屋台が沢山揃い、この辺りで働く人たちに大人気のランチスポットだ。

「ターミナル」が名前に残っているだけにレトロ調でチャーミングな駅の雰囲気がするが、平日だということもあり、中は大変混雑していて、呑気にチャーミングねなんて言ってられる場合じゃない。

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ハーパーリーのおススメで、マーケット内の食べ歩き開始。

何から買えば良いのか迷ってしまう。やはりフィラデルフィアが発祥地のチーズステーキだろうか。ローストピーマンと玉ねぎとビーフにとろけるチーズをたっぷりかけ、ホットドッグバンに挟んだものだ。しかし、ポークリブ、ドーナツ、地中海料理、焼き立てのパンにクッキー、時間を惜しまずじっくり淹れた香ばしいコーヒー…と美味しそうな香りに引き付けられて屋台から屋台へとふらふら歩いているうちに、チーズステーキから遠い広大なマーケットの反対側まで来てしまった。このごちゃごちゃ感は、去年、エッグスラットを食べたロサンゼルスのグランドセントラルマーケットを想起させる。

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次に向かったのは、The Barnes 。アルバート・バーンズのポスト印象派、近代絵画のプライベートコレクションが展示されている都内の美術館だ。

近くのフィラデルフィア美術館(ロッキーがモンタージュで階段を駆け上がった所)も印象派・ポスト印象派の絵画が多いが、敢えてバーンズ財団美術館を推奨したい理由はその展示方法にある。バーンズ氏自身の展示方法で、箪笥、奇妙な形のドアノブ、アンティークの匙、鳥の象などを絵画と一緒に配置し、一つのタブローを完成させるというものだ。あまりにも面白いので、2012年に所蔵品が一般公開された時、財団はバーンズ氏の「アンサンブル」展示を保持した。

展示室には緩いテーマが見られるが ― それは「鳥」というモチーフを用いたり、何等かの色であったりする ―、イマイチ統一感が無いのが逆に興味をそそられる。大きなマティスの絵画の隣に一見、全く脈略のない中国絵画が飾られていたり、ルノワールが描いた華麗な婦人の上に時代も流派も違うイコンが並んでいたり。モディリアーニの面長な少女と、輪郭がそっくりのアフリカのなんとか部族の仮面がにらめっこをしているのを見ると、思わず微笑んでしまう。バーンズのアンサンブルは奇抜というよりも、どこか遊び心がある。オーディオガイドで専門家による解説が聴けるが、バーンズ氏の意図が解らなくても、むしろ解らないほうが、想像力が掻き立てられて面白い体験になるかもしれない。

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フィラデルフィアという街で数多くの男女が歴史に名を残していったが、この旅で一番印象に残ったのはウィリアム・ペンでもベンジャミン・フランクリンでもなく、カルルセフニとバーンズだったかもしれない。

やれやれ、結婚式も観光も無事終了

かと思いきや、空港で「大変だ!」と急に慌て出した彼。けっきょくチーズステーキを食べていないことに気が付いたのである。

バーで搭乗時間を待つ間、ペンシルバニア産の Yuengling ビールと一緒に頼むが、空港のバーで何を期待していたのだろうか、ナンデモアリフォルニアで食べたそれの方がよっぽど美味しく感じられた。またフィラデルフィアに来ることがあれば、その時こそ本場のチーズステーキをしっかり食べてみたい。

フィラデルフィア旅日記、おわり。


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# by majani | 2015-08-25 13:25 | 旅に待ったなし

カリフォルニア、ニューヨークを経て、ボストンにやってきた学者のブログ。海外生活、旅行、日常の記録。たまに哲学や語学に関するエッセイもどきも。


by majani