ソノマとナパへ

太陽が眩しいワインカントリーへお出かけ。

f0328897_03594813.jpg

この季節は、8月から10月にかけての収穫シーズンの直前なので、ちょうど色が変わり始める頃のブドウの実が見られる。(去年の 初夏そして6月に訪れた時は、ブドウがまだベビーサイズだった。)

新しい小規模ワイナリーがどんどん生まれるカリフォルニアのワインカントリーであるが、今回はソノマの思い出のワイナリーとナパのアトラクション的なワイナリー二軒を回ることにした。

f0328897_04025328.jpg

SFからゴールデンゲートブリッジを渡り、

f0328897_04043947.jpg

マリンカウンティ経由でワインカントリーに向かう。

f0328897_04152040.jpg

しばらくすると、のどかなブドウ畑が見えてくる。

f0328897_04062642.jpg

最初のストップはソノマの Kunde Winery。Kunde一家が作っているワインは手頃な価格で、予約がなくても気楽にテイスティングができる。またスタッフが気さくな感じで大変好感が持てる。

青いテントではメキシカン料理と生牡蠣を売っている。ドライブする前に酔いをさますのにちょうど良いランチ。

f0328897_04350417.jpg

せっかくのお天気なので外で試飲をすることに。

思い出のワイナリーだと書いた。リルケによると、彼は私にこのワイナリーでプロポーズをしたという。恥ずかしいことに、ソノマでそういう話があったのは憶えているが、その日の私はかなりのワインが入っていて、どのワイナリーでプロポーズをされたか記憶が定かではない。

ここ・・・だった?と疑問を口にしたらリルケが笑いながら呆れていた。もう一軒、らしき候補があるけれどもお互いにそのワイナリーの名前が思い出せないので、Kunde だったということにしましょう。

f0328897_04365474.jpg

目の前に広がるメルローのブドウ畑を眺めながらワインをすする。

f0328897_04390411.jpg

テイスティングメニューに載っていない赤のブレンドも少し試させてもらった。我が家の go-to ワインは赤のキャベルネが多いけれど、Kunde の新しいブレンドは馬鹿にできない出来。少しスパイシーで、色々な料理と合いそうなバランスの取れたテーブルワイン。

オーナー3人兄妹の祖父ボブは、ワイン造りには携わってはいないものの、長年この土地を見守ってきたとのこと。彼にささげたワインのラベルは、その昔ブドウ畑に牛が逃げ込んでしまった事件を描いているそう。

f0328897_04472405.jpg

ポート酒は粗塩が入ったダークチョコレートと頂くと抜群。ボトルのデザインも可愛い。

同じバーで試飲をしていたカップルが私たちのように東海岸からバカンスで来ていて、ご主人の方が私が働き始める大学を卒業していることが判明し、会話に花開く。スタッフの姪っ子ちゃんも同じ大学を出ているとのことで、嬉しい偶然が重なった。

f0328897_04433496.jpg

次へ向かったのはナパバレーのカリストーガにある Sterling Winery。両側に広がるブドウ畑の緑のトンネルを抜けて入口までドライブ。

f0328897_04581877.jpg

こちらのセールスポイントは実はワインではなく、ワイナリーまで行くロープウェイ。

f0328897_05090190.jpg

深いエメラルド色に輝く池やのんびり草を食べるヤギの群れを眺めながら、ゆったりとワイナリーまで運ばれる。

f0328897_05114949.jpg

ワイナリーはギリシャをイメージした建物だそう。アウトドアスペースがいくつかあり、ブドウ畑のパノラミックな眺めが気持ち良い。

f0328897_05133959.jpg

最初にリーデルのワイングラスを渡され、自分のペースでワイナリー内を探検するシステムだ。グラスはそのまま持ち帰ることができる。

f0328897_05171249.jpg

順路のところどころにテイスティングができるバーがあり、試飲をしながら工場の見学をする。それぞれのエリアでビデオが流れており、ワイン造りの過程を少しずつ学んでゆく。

f0328897_05184980.jpg

「ツアー」最後の試飲はアウトドアパティオで行われる。サングラスを持ってくればよかったと思うスカッとした眩しさ。

f0328897_05210175.jpg

ほろ酔い状態でロープウェイに転がり込み、駐車場まで戻る。

f0328897_05224417.jpg

ほとんどのワイナリーは3時~4時頃に閉まってしまうが、それもう一軒!ということで、遅くまでやっている Castello di Amorosa へ。

f0328897_05244499.jpg

こちらは何年か前にリルケと来ている。そういえばその当時、オーナーをからかうようなブログ記事を書いていたので説明は省く。ディズニーランド的なキッチュなイメージはしかし変わらない。

f0328897_05323205.jpg

オーナーのダリオ・サットゥーイ氏がヨーロッパ中からかき集めたワイン関連のキュリオが増えているように思えた。

f0328897_05283851.jpg

13世紀のヨーロッパをイメージした城の中はひんやりと涼しい。

f0328897_05352354.jpg

試飲は地下のテイスティングルームにて。

たまたま、オーナーの息子(ワインボトルの列の左に写っている男性)が私たちの世話をしてくれた。夏の間は、フランスやイタリアから若手のインターンがやってきてワインテイスティングのバイトをしていると彼は話す。へえ、old world からインターンが来てるんですかと驚くと、「カリフォルニアのワイン造りを少し知っておかないと競争できないのさ」と誇らしく語っていた。

f0328897_05432422.jpg

テイスティングルームを出て、ヒクイドリくんと再会できた。エミューの他にクジャクやチャボも歩きまわっている。

f0328897_05443038.jpg

ぼーっとしていたら、ケンカを売るようにホロホロチョウが柵の上に飛びあがってきた。ホロホロチョウは、囲ってある芝生のエリアから容易に飛び出し、逃げる私をホロホロ鳴きながら追い回してから、それはまた慌ただしく戻っていった。

f0328897_05472120.jpg

午後の蜂蜜色の光を浴びるカステッロ・ディ・アモローサ。ロマンチック~と感じるべきなんだろうけど、アグレッシブなホロホロチョウに追いかけられて心臓が違う意味でドキドキしている。

f0328897_05510099.jpg

一日中楽しく呑んだワインカントリーを後にする。

f0328897_05523194.jpg

スカイラインが進化し続けるサンフランシスコに戻って来た。

f0328897_05544251.jpg

夜は日光ホテルのジャパニーズフュージョン ANZU で、カリフォルニアらしい派手なロールや、カニコロッケ、根菜のサラダ、イカスミスパゲッティなどを食べる。

f0328897_06022345.jpg

ホテルのベッドに倒れ込む前に、ツインピークスまで夜のドライブ。サンフランシスコの夜景がキレイな人気の観光スポットだ。信憑性が怪しい思い出のソノマと、ナパと、SFの、楽しい一日だった。

ベイエリア旅日記、つづく。



ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
# by majani | 2018-07-14 08:37 | 旅に待ったなし | Trackback | Comments(6)

7月のサンフランシスコ

f0328897_06361319.jpg

爽やかな風が吹くサンフランシスコで7月4日の独立記念日を過ごした。この街に降り立つのは春の学会ぶり。

f0328897_06382586.jpg

飛行機の窓から懐かしい色の山脈を見て早速気分が盛り上がる。この乾ききった感じは東海岸で味わえない。(火事が大変そうだけれど。)カリフォルニアが大好きなリルケも久々なので、にやにや顔が止まらない。

f0328897_05151370.jpg

ユニオンスクエア付近の宿から、マーケット街沿いにフェリービルディングまで歩いた。お客さんを連れて何度も来ているアイコニックな建物だが、実はリルケと二人で来るのは初めて。

f0328897_05182750.jpg

Hog Island Oyster Co. のバーに並んで座った。Tomales Bay で採れた瑞々しい牡蠣が、間の前でシャカシャカ、シュッ、という音と共にそれは素早く開かれてゆく。ミネラルがぎゅっと詰まった海のショットを一口呑むような感じで美味しい。


f0328897_05295816.jpg

カクテルで乾杯。リルケはエシャロットとスパイスが利いたブラッディメアリー、私はライムジュースでスカッとするミチェラーダ。両方とも牡蠣と合性が良かった。

この日は日替わりメニューで「ジャパニーズウィスキーと生牡蠣ペアリング」というものもあった。響のロックとクマモトオイスターがペアされていた。

f0328897_05382549.jpg

こちらはカキフライと赤キャベツのコールスローの po' boy サンドイッチ。カキフライがあつあつのうちに、ちゅっとレモンをかけて食べる。

我が家にある Heath Ceramics の同じ皿が何度も登場したので、なんだか家で楽しく呑んで食べている気分だった。Heath はフェリービルディングを始めSFに店舗があるけれども、お得なのはソサリートのアトリエまで渡ること。ちょっとしたぷつぷつが陶器の裏にできていたりする「不良品」を割引で売っていて、アトリエで作っている洒落たキッチンタイルや普通の店舗では手に入らない商品がゆっくりと吟味できる。

f0328897_05452123.jpg

フェリービルディングから、海岸沿いをギラデリスクエアの方までぶらぶら歩いてゆく。珍しく霧が薄いサンフランシスコベイ。アルカトラズ島がはっきりと見えた。

f0328897_05534133.jpg

そして、普段は沢山のアシカがけたたましく吠えている Pier 39もこの日は二匹しかおらず、至って穏やかな光景だ。この季節は北の方に移動しているのかな。

f0328897_05593410.jpg

フィッシャーマンズワーフとPier 39 から花火が上がる予定なので、このエリアは歩行者天国になっている道路が多く、物々しい機関銃を持った警察官がチラホラと目に入る。一瞬、頭をよぎる、テロが起きたら…

f0328897_06021507.jpg

…という不吉な考えは、粉砂糖がこんもり乗っている揚げたてのベニエで吹っ飛んでいった。

f0328897_06054766.jpg

こうしてのんびりとギラデリスクエア手前のウォーターフロントまでやってきた。花火は9時半スタートだが大勢の人がすでに集まり、バンドが生演奏する愛国心溢れる曲を聴いている。

f0328897_06093501.jpg

Ghirardelli Square のコンプレックスの中には、サンフランシスコの有名なチョコレート屋 Ghirardelli を始め、San Francisco Brewing Company のビアガーデンや、レストラン、ワインテイスティング、ブティックなどがある。

f0328897_03045936.jpg

サンフランシスコ関連の雑貨が可愛い。

f0328897_03072178.jpg

ギラデリチョコレートの店では「ミュアーウッズ」や「クリッシ―フィールズ」など、ベイエリアの観光スポットの名前が付いた豪華なアイスクリームサンデーが食べられる。また、独立記念日なので国旗のデザインなどの限定品を多く置いている。

f0328897_03074412.jpg

花火を見るロケーションをぶらぶらスカウトしながら、午後の光を楽しむ。

f0328897_03081813.jpg

Pier 39 と Fisherman's Wharf の二カ所で花火が打ち上げるので、両方が見られるウォーターフロントはプライムスポット。何時間も前から場所取りをする人たちも。

f0328897_03075513.jpg

肌寒いので、時間までバーで呑んだり食べたりすることに。地元サンフランシスコのバーテンダーもシフトが終わったら花火を見に出かけると話していた。今年は霧のカール君がいないということで、期待ができそうと喜んでいた。

ほぼ毎年カールに邪魔をされるサンフランシスコの独立記念日は、霧が赤、青、白にライトアップされる朧げな花火だそう。

f0328897_03080381.jpg

30分ほどの花火ショーが始まった。今年は珍しくはっきり見える。日本の花火の方が断然に技術が高いけれど、お祭り気分が楽しめて良かった。ある時点で U、S、A!U、S、A!のチャントが観客から湧き上がる。

f0328897_03082712.jpg

花火が終わるとみんなぞろぞろと丘を登って帰ってゆく。サンフランシスコの夜は風が冷たく7月とは思えないほどの寒さ。ダウンジャケット、ブランケットをまとう人たちに紛れて、私たちも宿へ引き返す。

私のカリフォルニアでの独立記念日と言えば、禁煙に失敗した思い出や クジラを見に行って風邪をひいた思い出など、失敗談が多いが、今年は美味しい、楽しい思い出ばかり。

食べ歩きをしているうちに5マイルも歩いていたので、ぐっすり眠れそう。



にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
[PR]
# by majani | 2018-07-12 03:50 | 旅に待ったなし | Trackback | Comments(0)

カールが留守の独立記念日

f0328897_03332312.jpg

た~まや~

独立記念日を懐かしのサンフランシスコで過ごしました。
アメリカも日本も、花火は夏の風物詩。

涼しいどころか単に寒いSFでしたが、今年は幸い、Karl のあだ名を持つサンフランシスコ特有の霧が現れることなく、くっきりと花火が見えました。

ところでこのカール、ツイッターやインスタのアカウントまであるのですよ。私よりソーシャルメディア savvy な霧。流石、サンフランシスコ出身です。



ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
# by majani | 2018-07-10 03:42 | 絵葉書もどき | Trackback | Comments(6)


カリフォルニアで博士号取得後、ニューヨークにやってきた学者のブログ。海外生活、旅行、お出かけの記録。たまに哲学や語学に関するエッセイもどきも。


by majani

プロフィールを見る

カテゴリ

全体
言葉と物
旅に待ったなし
院生リンボー
食べる人々
動物王国
絵葉書もどき
ナンデモアリ
未分類

以前の記事

2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
more...

Like what you see?

ランキングに参加しています。
ハリネズミと蛙をクリックしてね。




ブログランキング・にほんブログ村へ


にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ サンフランシスコ・ベイエリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ

ライフログ

On my nightstand

The Purple Swamp Hen and Other Stories


旅のラゴス (新潮文庫)


The Genius of Birds

On my reading list

The Only Story

タグ

最新の記事

ソノマとナパへ
at 2018-07-14 08:37
7月のサンフランシスコ
at 2018-07-12 03:50
カールが留守の独立記念日
at 2018-07-10 03:42
服を寄付する
at 2018-07-04 03:21
チョウザメの王者が作るベーグル
at 2018-06-26 05:24
夏のヴィレッジ
at 2018-06-21 01:23
親切なトロント
at 2018-06-16 02:35
ミロとかくれんぼ
at 2018-06-14 06:59
ガウディとシロアリ
at 2018-06-07 08:00
ピカソとピンチョス
at 2018-06-06 01:06

最新のコメント

プロポーズのお話が出てき..
by BBpinevalley at 16:03
私あまりアルコール強くな..
by fujimotosan1979 at 13:45
> meek6768さま..
by majani at 04:31
> stellalove..
by majani at 04:28
Majaniさん、こんに..
by meek6768 at 09:14

記事ランキング

ブログジャンル

海外生活
旅行・お出かけ

ブログパーツ

検索