Monterey の第二部。
せっかく
モントレーに来ている 。有名な Monterey Bay Aquarium で半日を過ごすことにした。
Monterey Bay Aquarium は少し値段が張るが(大人$49.95)、とても広くて展示室がいくつもあり、入館料の一部が、美しい北カリフォルニアの海とそこに棲息する生物たちの保護に充てられるのだと思えば、納得できる。
昆布の森。魚の種類の説明などは、全て英語とスペイン語の二カ国語表記だ。
魚を見つけては美味しそうと思ってしまうのは、日本人の性?
私の家族は大人ばかりだが、全員が水族館好き。そういえば学会中の
シンガポールにまで、日本から家族とピーターパンさんが駆けつけ、皆で
水族館や動物園に行った。あれは可笑しかったなあ、蒸し暑かったなあとシミジミ思い出しながら、変幻自在のイカに見入る。
私は cuttlefish と squid の違いがよく分からない。このイカたちは、あまり美味しそうじゃない。
たしか前回は、
色々なクラゲをハイライトする特別展示エリアがあった。それは「バハ・カリフォルニアに住む生き物たち」に様変わりしていた。
人気者のリクガメ。
にっこり笑うシャチの向こうは、本当の青い海。開放的なテラスに出てみると、
鵜が岩の上に集まって、何かを真剣に見ている様子。
アザラシを見守っていたようだ。気持ちよさそうな表情は、どこか人間っぽい。
エトピリカの髪型(?)が斬新で、好き。
さて、こちらは、水族館でここが一番良い!と旅のグループ大絶賛だった野鳥のエリア。
この子はお散歩中。
海岸でよく姿を見せる野鳥たちが、放し飼いになっている。色々な種類がごちゃ混ぜになって一緒に過ごしている。
この子はおめかし中。
不思議なほどおとなしい鳥を見て、羽を切っているのかしら、と母が心配をして係の人に尋ねた。怪我を負っている鳥や、生まれつき飛べない鳥を捕獲してここで飼っているのだという。
この子はカメラ慣れしている感じ。
後に野生に返せる子たちは、もちろんそうしているが、一生をここで過ごす子もいる、と係の人が話していた。
例えばこの snowy plover は、片脚しかないので、ずっと水族館で飼われるのだろうと思う。
不憫な鳥ちゃんたち!それでも、美味しいご飯が出てきて、仲間が沢山いて(天敵はいないし)、心地良い生活を送っているのね。本当に良かったねえと皆で頷きながら、野鳥を後にする。
魚より鳥の写真の方が多かったですね。
モントレーで一つ思ったのは、美味しいお店があまりないのでは。イェルプを駆使して適当なカフェを探し続けたが、けっきょくヘンテコなダイナーに入ってしまった。
ダイナー好きな面子ではあったが、早速「コーヒー4つ」と頼んだら、ウェイターが慌て始めた。何やらコーヒーマシンが無いらしく(ダイナーなのに!)、「でもちょっと工夫します」という感じで奥に消えていった。30分後、少し茶色がかったお湯のようなものが、巨大なグラスに入って出てきた。
コーヒーはさておき、とても楽しかった Monterey。
Monterey Bay Aquarium
www.montereybayaquarium.org/