パイを一切れ食べたら、甘い物がどんどん食べたくなる不思議。ジュリエットと至高のブランチを求め、あちこちで食べてきました。
日本のガイドブックでよく見るようになった、王道の Sarabeth's。マンハッタンに何か所か店舗があり、パンケーキとエッグスベネディクトが人気商品。
いつもはエッグスベネディクト派だけれど、新しい物を試してみようとフレンチトーストを頼んでみる。私好みの、少し eggy な感じに仕上がっていて美味しかった。旅に待ったなし、ですから、容赦なくバターを塗りたくります。満足がいくまでコーヒーのおかわりができるのも嬉しい。
サラベスのジャムを日本へ持ち帰ると、とても喜ばれる。ネームバリューがあり、実際にとても美味しいと思う。おススメはプラムチェリー。写真に写っている大瓶はごく普通のスーパーでも手に入るので、お土産集めが一時帰国の直前になってしまった場合も便利。
ジュリエットはお店でグラノラをお土産として買っていた(ジャム瓶は重いからね)。
しかし今回、うっそー美味しいいいと思ったのは、ローワーイーストサイドにある Clinton St. Baking Company のパンケーキ。ハウストンの大通りとクリントンストリートの角に立つ真っ赤な煉瓦の建物が目印。
予約制ではないのでしばらく待つ覚悟が必要。訪れた平日も大繁盛だった。レストランの隣のベーカリーは、パンやペーストリーをテイクアウトすることができる。
ブルーベリーソースがかかった、絵に描いたようにふわふわのパンケーキ。甘酸っぱいプチプチのブルーベリーの食感と、パンケーキのシンプルさのコンビネーションがとても好き。また、メープルシロップが透き通ったべっ甲色のものではなく、濃厚なソースのような感じだった。バターが入っているのかな?
一口ごとに「美味しいね」「うん、めっちゃ美味しい」「幸せ」「幸せ!」とお互いに感動を確認しながらの(語彙を増やさねばとも思う)ブランチでした。次回はレモンリコッタ版を試してみたい。
美味しいパンケーキで一日が始まると、何でもできるんじゃないかという錯覚におch元気が湧いてくる。一日の可能性に満ちたブランチに万歳。