ソノマとナパへ
太陽が眩しいワインカントリーへお出かけ。
新しい小規模ワイナリーがどんどん生まれるカリフォルニアのワインカントリーであるが、今回はソノマの思い出のワイナリーとナパのアトラクション的なワイナリー二軒を回ることにした。
SFからゴールデンゲートブリッジを渡り、
マリンカウンティ経由でワインカントリーに向かう。
しばらくすると、のどかなブドウ畑が見えてくる。
最初のストップはソノマの Kunde Winery。Kunde一家が作っているワインは手頃な価格で、予約がなくても気楽にテイスティングができる。またスタッフが気さくな感じで大変好感が持てる。
青いテントではメキシカン料理と生牡蠣を売っている。ドライブする前に酔いをさますのにちょうど良いランチ。
せっかくのお天気なので外で試飲をすることに。
思い出のワイナリーだと書いた。リルケによると、彼は私にこのワイナリーでプロポーズをしたという。恥ずかしいことに、ソノマでそういう話があったのは憶えているが、その日の私はかなりのワインが入っていて、どのワイナリーでプロポーズをされたか記憶が定かではない。
ここ・・・だった?と疑問を口にしたらリルケが笑いながら呆れていた。もう一軒、らしき候補があるけれどもお互いにそのワイナリーの名前が思い出せないので、Kunde だったということにしましょう。
目の前に広がるメルローのブドウ畑を眺めながらワインをすする。
テイスティングメニューに載っていない赤のブレンドも少し試させてもらった。我が家の go-to ワインは赤のキャベルネが多いけれど、Kunde の新しいブレンドは馬鹿にできない出来。少しスパイシーで、色々な料理と合いそうなバランスの取れたテーブルワイン。
オーナー3人兄妹の祖父ボブは、ワイン造りには携わってはいないものの、長年この土地を見守ってきたとのこと。彼にささげたワインのラベルは、その昔ブドウ畑に牛が逃げ込んでしまった事件を描いているそう。
ポート酒は粗塩が入ったダークチョコレートと頂くと抜群。ボトルのデザインも可愛い。
同じバーで試飲をしていたカップルが私たちのように東海岸からバカンスで来ていて、ご主人の方が私が働き始める大学を卒業していることが判明し、会話に花開く。スタッフの姪っ子ちゃんも同じ大学を出ているとのことで、嬉しい偶然が重なった。
次へ向かったのはナパバレーのカリストーガにある Sterling Winery。両側に広がるブドウ畑の緑のトンネルを抜けて入口までドライブ。
こちらのセールスポイントは実はワインではなく、ワイナリーまで行くロープウェイ。
深いエメラルド色に輝く池やのんびり草を食べるヤギの群れを眺めながら、ゆったりとワイナリーまで運ばれる。
ワイナリーはギリシャをイメージした建物だそう。アウトドアスペースがいくつかあり、ブドウ畑のパノラミックな眺めが気持ち良い。
最初にリーデルのワイングラスを渡され、自分のペースでワイナリー内を探検するシステムだ。グラスはそのまま持ち帰ることができる。
順路のところどころにテイスティングができるバーがあり、試飲をしながら工場の見学をする。それぞれのエリアでビデオが流れており、ワイン造りの過程を少しずつ学んでゆく。
「ツアー」最後の試飲はアウトドアパティオで行われる。サングラスを持ってくればよかったと思うスカッとした眩しさ。
ほろ酔い状態でロープウェイに転がり込み、駐車場まで戻る。
ほとんどのワイナリーは3時~4時頃に閉まってしまうが、それもう一軒!ということで、遅くまでやっている Castello di Amorosa へ。
こちらは何年か前にリルケと来ている。そういえばその当時、オーナーをからかうようなブログ記事を書いていたので説明は省く。ディズニーランド的なキッチュなイメージはしかし変わらない。
オーナーのダリオ・サットゥーイ氏がヨーロッパ中からかき集めたワイン関連のキュリオが増えているように思えた。
13世紀のヨーロッパをイメージした城の中はひんやりと涼しい。
試飲は地下のテイスティングルームにて。
たまたま、オーナーの息子(ワインボトルの列の左に写っている男性)が私たちの世話をしてくれた。夏の間は、フランスやイタリアから若手のインターンがやってきてワインテイスティングのバイトをしていると彼は話す。へえ、old world からインターンが来てるんですかと驚くと、「カリフォルニアのワイン造りを少し知っておかないと競争できないのさ」と誇らしく語っていた。
テイスティングルームを出て、ヒクイドリくんと再会できた。エミューの他にクジャクやチャボも歩きまわっている。
ぼーっとしていたら、ケンカを売るようにホロホロチョウが柵の上に飛びあがってきた。ホロホロチョウは、囲ってある芝生のエリアから容易に飛び出し、逃げる私をホロホロ鳴きながら追い回してから、それはまた慌ただしく戻っていった。
午後の蜂蜜色の光を浴びるカステッロ・ディ・アモローサ。ロマンチック~と感じるべきなんだろうけど、アグレッシブなホロホロチョウに追いかけられて心臓が違う意味でドキドキしている。
一日中楽しく呑んだワインカントリーを後にする。
スカイラインが進化し続けるサンフランシスコに戻って来た。
夜は日光ホテルのジャパニーズフュージョン ANZU で、カリフォルニアらしい派手なロールや、カニコロッケ、根菜のサラダ、イカスミスパゲッティなどを食べる。
ホテルのベッドに倒れ込む前に、ツインピークスまで夜のドライブ。サンフランシスコの夜景がキレイな人気の観光スポットだ。信憑性が怪しい思い出のソノマと、ナパと、SFの、楽しい一日だった。
ベイエリア旅日記、つづく。
■
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by majani
| 2018-07-14 08:37
| 旅に待ったなし
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Comments(2)
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majani さん、こんにちは。
ベイエリアに戻って夏休みを過ごされてるんですね。
それにしてもプロポーズされた(した)場所を忘れるとは〜。
もしKunde に行ったら、私の方が思い出してドキドキしてしまいそうです。笑
ベイエリアに戻って夏休みを過ごされてるんですね。
それにしてもプロポーズされた(した)場所を忘れるとは〜。
もしKunde に行ったら、私の方が思い出してドキドキしてしまいそうです。笑
Majaniさん、こんにちはー。
真っ青な空! カリフォー――ルニアという感じがします。
こちらまで気持ちが良くなりましたよ。
私はワインはMoscatoしか飲めませんが、どれもカリフォルニア産です。
あの真っ青な空の下で育っているんだなぁと思うと、ガンガンに飲めそうです(笑)
そうですか・・・覚えていませんか、プロポーズの瞬間( ;∀;)
真っ青な空! カリフォー――ルニアという感じがします。
こちらまで気持ちが良くなりましたよ。
私はワインはMoscatoしか飲めませんが、どれもカリフォルニア産です。
あの真っ青な空の下で育っているんだなぁと思うと、ガンガンに飲めそうです(笑)
そうですか・・・覚えていませんか、プロポーズの瞬間( ;∀;)

カリフォルニアで博士号取得後、ニューヨークにやってきた学者のブログ。海外生活、旅行、お出かけの記録。たまに哲学や語学に関するエッセイもどきも。
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