ローマの旅日記の途中だというのに、学会や新学期の準備に追われて、更新が遅れている。
先日、深夜3時頃に、海外にいる学者仲間からメールが届いた。
何も考えずにすぐ返信したら、あ、このお時間にお返事を頂くということは日本に帰ってらっしゃるのね?毎日暑くて大変でしょう!というメールが返ってきた。ごめんなさい、ボストンにいます、時差ボケしてるわけでもなく、今日は曇りがちの快適な21度でした、とは書けず。日本の皆様、お疲れ様です。
夏の間は授業を教えていないので、すっかり夜型の生活になっていた。まず、
去年のバルセロナ旅行、いや出張以来、徐々に夕食の時間が遅くなっていった。最近は九時頃に帰宅してリルケと食べる。そのあと数時間また仕事をし、飽きたらウィスキーかワインを注ぎ、カモメが起きてくる頃まで読書をしたりしている。起床時間もその分遅い。あーあ、デキル人はこんなんじゃないんだろうなあと思いながらも、いいや、私は夜型なんだ、これで十分効率的なんだ、ジョイスやブコウスキーやガートルード・スタインだって遅く起きて数々の大作を書いたじゃないか(たしか)!と因果関係を完全無視した理論で自分を励ましている。
こんなダメダメな夏休みも終わってしまった。8月は一体どこへ・・・?
相変わらずノロい更新ですが、ローマ旅行、続きます。